2007年度の第1回みんなのライトノベルコンテストに至る経緯について広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金事務局次長(当時)百々隆雄氏と現・NPO法人広島アニメーションシティ事務局長の谷口重徳氏のやりとり、フィールドワーク芸予諸島「海の道」強行突破ツアー現地中継などを記録したブログです。
当NPO法人の活動のひとつ「みんなのライトノベルコンテスト」、その実施フレームワークである「自作小説投稿コミュニティサイト みんなのライトノベル」(※)始源期の貴重な記録であるため、外部ブログで運営していたものを当NPOサイト下に保管しました。
データをそのまま保管していますので、デッドリンクになっている箇所や古い情報が掲載されているものもあります。ご了承ください。
(※) みんなのライトノベルコンテストおよびコミュニティサイトは、広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金から、NPO法人広島アニメーションシティがその前身の任意団体を経由して引き継いでいます。
「自作小説投稿コミュニティサイト みんなのライトノベル」は、その後、自作歌詞・詩の投稿サイト「みんなの歌詞」「みんなの詩(ポエム)」と統合し、自作の小説(ノベル)・歌詞・詩(ポエム)等のクリエイティブ系コミュニティサイト「みんなの.jp」およびOEMサイトであり当法人が運営する「広島アニメーションシティ(HAC)」となっています。
本ブログおよび広島アニメーションシティの活動についてのご質問は、NPO法人サイトのお問い合わせフォームからお願いします。
2012年08月02日
2007年12月10日
「みんなのライトノベルコンテスト」作品応募要綱詳細(FAQ)
「みんなのライトノベルコンテスト」実行委員会
百々隆雄と申します。
さて、公募を開始いたしました当コンテストにつきまして、早速多くの方からお問い合わせをいただきまして、誠にありがとうございます。
その中から、ご質問があった項目につきまして、こちらでご説明したいと思いますので、よろしくお願いします。
(Q)
作品を郵送するにあたり、「電子媒体(CD−ROM)および、作品をA4用紙に印刷したものを指定住所まで送付」とだけあり、添付する必要事項が指定されていないのですが?
(A)
〈原稿送付規格〉
原稿の表紙に、以下の情報を明記してください。
@作品の題名
A住所
B氏名(ペンネーム)
C年齢
D性別
E職業
F略歴
G電話番号
Hメールアドレス(連絡の取れるもの。ない場合は不要)
I印刷物の形式
右肩を紐あるいはクリップで綴じ、ページをナンバリングしてください。
J送付先
有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金
〒730−0031
広島県広島市中区紙屋町1丁目2−22 広電ビル4F
[ウェブサイト] http://www.hac.or.jp/
[メールアドレス] momo@hiroshima-animation-biennale.jp
(Q)
「テキスト形式で募集」とありますが、マイクロソフトのワード形式でもよいのですか?
(A)
「テキスト形式」の件ですが、マイクロソフトのワード形式でかまいません。
あえて「テキスト形式」と標記いたしておりますのは、まず第1に、マイクロソフトのワード形式以外のファイル形式で送付された場合、実行委員会で閲覧できない可能性を排除する目的で指定いたしました。
第2に、ファイルに過度の装飾があった場合、インターネット審査を行うためにアップロードする際、当方で修正する可能性があるため、ソフトウェア特有の装飾を排除するために指定いたしました。
(Q)応募作品の枚数が、41字×34行×15枚以上〜125枚以下となっていますが、短編・長編等の区分はあるのですか。
(A)
短編・長編等の区分はいたしません。
(Q)
「広島・瀬戸内海・中国地方をテーマとした作品部門」と「フリー部門」の2部門に分かれていますが、応募する際に、書き手が募集部門を指定するのですか?
(A)
はい、応募部門を、作者の方に指定していただくことになります。
今後、ご質問があった場合には、随時お答えしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
百々隆雄と申します。
さて、公募を開始いたしました当コンテストにつきまして、早速多くの方からお問い合わせをいただきまして、誠にありがとうございます。
その中から、ご質問があった項目につきまして、こちらでご説明したいと思いますので、よろしくお願いします。
(Q)
作品を郵送するにあたり、「電子媒体(CD−ROM)および、作品をA4用紙に印刷したものを指定住所まで送付」とだけあり、添付する必要事項が指定されていないのですが?
(A)
〈原稿送付規格〉
原稿の表紙に、以下の情報を明記してください。
@作品の題名
A住所
B氏名(ペンネーム)
C年齢
D性別
E職業
F略歴
G電話番号
Hメールアドレス(連絡の取れるもの。ない場合は不要)
I印刷物の形式
右肩を紐あるいはクリップで綴じ、ページをナンバリングしてください。
J送付先
有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金
〒730−0031
広島県広島市中区紙屋町1丁目2−22 広電ビル4F
[ウェブサイト] http://www.hac.or.jp/
[メールアドレス] momo@hiroshima-animation-biennale.jp
(Q)
「テキスト形式で募集」とありますが、マイクロソフトのワード形式でもよいのですか?
(A)
「テキスト形式」の件ですが、マイクロソフトのワード形式でかまいません。
あえて「テキスト形式」と標記いたしておりますのは、まず第1に、マイクロソフトのワード形式以外のファイル形式で送付された場合、実行委員会で閲覧できない可能性を排除する目的で指定いたしました。
第2に、ファイルに過度の装飾があった場合、インターネット審査を行うためにアップロードする際、当方で修正する可能性があるため、ソフトウェア特有の装飾を排除するために指定いたしました。
(Q)応募作品の枚数が、41字×34行×15枚以上〜125枚以下となっていますが、短編・長編等の区分はあるのですか。
(A)
短編・長編等の区分はいたしません。
(Q)
「広島・瀬戸内海・中国地方をテーマとした作品部門」と「フリー部門」の2部門に分かれていますが、応募する際に、書き手が募集部門を指定するのですか?
(A)
はい、応募部門を、作者の方に指定していただくことになります。
今後、ご質問があった場合には、随時お答えしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
2007年12月09日
「みんなのライトノベルコンテスト」チラシをご用意しました。

ブログを読んでいただいている皆様。
広報サポートさとです。
「みんなのライトノベルコンテスト」のチラシをpdfファイルでご用意しました。
■pdfファイルはこちら⇒ lightnovel_flier.pdf (220KB)
ぜひ、ダウンロードしてご利用ください。
2007年11月29日
朝日新聞で「みんなのライトノベルコンテスト」紹介されました!
11月24日付の朝日新聞朝刊にて、わたしたちが取り組んでいる「SETOプロジェクト&みんなのライトノベルコンテスト」が紹介されました!
2007年11月22日
もも&ぐっさん、時事放談。
ぐっさん
先週は『みんなのライトノベルコンテスト』のプレスリリースお疲れさまでした。無事にプレスリリースも済んで、この企画もいよいよ新しい段階に移行しますね。そういえば、もも@みやじまさんとお会いするときは、いつもこの「お疲れさま」という挨拶からですね。
もも
お疲れさまです。確かにそうですね(苦笑)。普段から複数の仕事を平行して進めることが多いのですが、夏の終わりから秋にかけては(仕事が)特に重なってしまって。この公式ブログの「広島アニメーションをつくる」のページも更新が滞りがちで。8月の「瀬戸内海強行突破ツアー」の最後が「ぐっさんぐったり」という写真で終わって、その後で間隔が空き気味だったので、ぐっさんが本当に倒れたと思われていたとか。
ぐっさん
本人は元気ですよ(笑)。実は、このところ頻繁に、もも@みやじまさんとは、打ち合わせを続けていたんですよね。それならば、「もっとブログを更新しろよ!」とこのブログの読者の方々からツッコまれそうですが。
もも
いろいろとデリケートな部分なども多かったり、また、展開が予想以上に早かったりということで、ブログを更新しようとしている間に展開が進んでしまうことも多くありました。
ですが、ついに!といいますか、ようやく!といいますか、今回、『みんなのライトノベルコンテスト』の概要をプレスリリースという形で正式に発表することができましたので、これからどんどん更新していく予定です。
ぐっさん
思えば、このブログの開始にあたる「広島アニメーションという酵母」という記事が出たのが七夕の頃からでしたから、現在で約4ヶ月たちますね。この機会に、これまでの流れをもう一度整理しておきましょうか。
まず、広島という都市とアニメーションとの関係を大まかに振り返ると、広島市や広島市文化財団さんを中心とした「広島国際アニメーションフェスティバル」の取り組みがあり、他方、広島の経済界に母体を持つ(ももさんが所属されておられる)広島アニメーションビエンナーレ基金事務局による「広島アニメーションビエンナーレ」という取り組みがあります。また、若者を中心にアニメーションやゲーム、ノベル、同人誌、コスプレなどの愛好者の方々による各種イベント活動が行われています。さらに地元の大学や専門学校などの教育機関も大きな役割を果たされています。もちろん地元の放送局や新聞社といったメディアも重要な位置を占めています。
広島という都市とアニメーションとの関係と一口に言っても、このように幾つもの活動の積み重ねによって成り立っているという理解でよろしいでしょうか。
もも
いえいえ(笑)。ほんとは私が説明するとこですけど、ぐっさんにきっちり説明してもらいました。
カンヌ映画祭からアニメーション部門が独立して始まった国際アニメーションフェスティバルが(アヌシー、オタワ、ザグレブとならんで)広島でも開催されるようになったのが1985年からです。こちらはぐっさんもご存知のように、芸術系アニメーション作品をテーマとした国際的なイベントでして、広島市や広島市文化財団さんなどによる大変なご努力によって、国際アニメーション都市・広島として世界のアニメーション関係者に評価されています。
こうした取り組みとの相乗効果をめざして広島経済同友会によって設立されたのがアニメーションビエンナーレ基金です。2004年と2006年にちょうど国際アニメーションフェスティバルの時期と連動するようにイベントをおこない、多くの方々にお集まり頂きました。
このアニメーションビエンナーレという取り組みは、どちらかといえば、集客交流型のイベントが中心になります。しかし、アニメーション都市・広島を本当の意味で機能させるためには、もっといろいろな活動を組み合わせていく必要があります。そこでアニメーションを観る、体験する、学ぶ、つながるといった機会をもっと増やせるような基盤を整えていこうということで、経済産業省からのご支援も頂きながら始めたのがポール・イマージュ・広島という事業になります。このあたりの経緯を話し始めると、それこそ何時間でもお話できますが、ごく大まかに説明すると以上ですね。
ぐっさん
たんにアニメーション都市・広島と言った時にも、その背景には非常に多くの方々による活動の積み重ねといいますか、厚みといいますか、そういうものがあるんですね。
それで今年(2007年)の3月に私も関わらせて頂いた「広島アニメーション文化シンポジウム※」で、広島のアニメーション文化について討論をした際に、広島のアニメーション文化というものを地域文化のひとつとして位置づけるにはどうすれば良いのか、という話題になりましたね。その時に出たのが・・・。
もも
広島や瀬戸内海をテーマとしたアニメーションをつくる、という壮大な話がでちゃった訳ですよね。
ぐっさん
あの時は、事前の打ち合わせの段階で広島のアニメーション文化の将来というテーマを話しましょうということになってたのですが、当日の楽屋でパネリストの方々で皆さんが結構意気投合されたり、ゲストの檜山修之さんのテンションにも押されたりして・・・。
もも
そうそう。それに大勢の人の前でマイクを持つと熱くなるという自分自身の本性も相まって、「アニメーションをつくる」と宣言してしまいました(汗)。
とはいえ、私自身、ビエンナーレ基金へ出向した2004年3月からずっと、そうした広島、瀬戸内海にもとづくアニメーションをつくることの意義みたいなものは考え続けていました。
すでに1980年代に中沢啓治さん原作の『はだしのゲン』や1990年代には『かっとばせ!ドリーマーズ』などの作品が広島の大先輩達によって作られていました。けれども、こうした試みが流れとなって現在まで続いていないことを残念に思っていたのです。それで、機会があればぜひやってみたいと内心(企画を)温めてきたのです。そうした時に、ぐっさんから、水を向けられたという訳です。
ぐっさん
良く分かります。私自身も3月のシンポジウムの後、寄せられた多くの感想やご意見を読み直してみたところ、広島のアニメーション文化というものに対する希望と失望といいますか、期待と諦観といいますか、ある種のアンビヴァレントな感情を若い世代の方々が抱いているんだなぁと気づかされました。
こうした若い世代に対して、自分自身が何かできるだろうかと考えたときに、シンポジウムで出でた「アニメーションの制作」に向き合ってみることで、状況を動かせるかもしれないと思ったのです。このあたりは漠然としていたので、とりあえず、ももさんに相談してみようということで・・・
もも
この企画が始まってしまったと。
ぐっさんから、「あのシンポジウムの時に出た、広島・瀬戸内海のアニメーションをつくるという話の件ですが・・・」と連絡が入った時には、ドキッとしましたよ。
「ああ、どうしよう、本気にした人がいたんだ・・・・」と(苦笑)
ぐっさん
いずれ押さないといけない、電車・バスの停止ボタンみたいなもので、目的地に下りるためには、押さないととまらないとは分かっているけれど、だれかが押すのをまっている状況ですね。もしかすると、牽制しあっているうちに、誰もボタン押さずに通り過ぎて、そのまま次の停留所までいってしまい、後で後悔する、みたいな。
もも
ああ、まさしく、それです。私も、本当は、気がつかない振りをして、通り過ぎようとしてたのです。
それで、ぐっさんとお話をしたら「ライトノベルコンテスト」が出てきて、「あ、とうとう来てしまった」みたいな。
これまでお話したように、私もアニメーションの制作という大目標を抱いていましたが、その難しさ・厳しさも充分に自覚しています。まず、私たちが取り組むことができるのは(あるいは、まず取り組まなければならないのは)、アニメーションの企画や原作の部分を固めることかな、と思っていました。ですから、そのための方法論として、「ライトノベル」に注目するのは面白いと思います。
ぐっさん
現在、国内外から注目されている商業アニメーション作品の多くは、アニメーション単体としてだけでなく、コミックス、ゲーム、ノベル、関連グッズ、情報誌、インターネットの情報などの連関の中で、ファンに愛好されていますよね。そのなかでも、ノベル、すなわち「ライトノベル」と呼ばれるジャンルは、アニメーション作品の原作としても勢いがあるように感じています。
そうした「ライトノベル」という表現形態と広島・瀬戸内海という舞台をつなぐための視点として提起されたものがSETOプロジェクトだったんですね。
もも
ライトノベル作品を公募するにあたり、全国各地にいらっしゃる「書き手(小説家)」の皆さんに対して、地域の物語に関連する情報(いわゆるネタ)を提供する目的で、物語データベース「SETOプロジェクト」を立ち上げました。
SETOプロジェクトは、“Search for E-Tales and Oral-stories Project”の頭文字を表したものです。
(SETI Project(地球外知的生命探査プロジェクト)を意識して、無理やりこじつけたのですが。)
広島、瀬戸内海、さらにはその背景としての中国地方は、古来から多くの物語が受け継がれた地域ですね。そこは一種の文化的資源の宝庫である、と言っても過言ではありません。そうした地域の歴史・地理・人物・産業・民話・建築物・商品、その他個人レベルのおもしろいエピソードの断片をインターネット上に集積しようというものです。
「アニメ・映画・小説・ドラマ等の物語をつくるとしたら」「私の町にはこんな面白い話がある」という視点で、エピソードを集積してゆく取り組みですね。そして、それを見た「書き手」の皆さんがインスパイア(触発)されて、これまでにない「地域の新しい物語」が誕生してほしい、と考えております。
過去の物語を題材にしたとしても、それを新たな視点から現代の物語へと変換していただきたい。それによって、「過去の物語」という「文化的資源」は、今を生きる私たちのための物語を紡ぎだす「文化的資本」として脱構築されて、「新たな物語」として日本、そして世界中へと広がっていって欲しい、と思います。
自分的には、「打倒!はりーぽったー」ぐらいの意気込みでやりたいなあ、と。(そうとう妄想はいってますね、こりゃ)
ぐっさん
ライトノベルというジャンルは、定義するのはなかなか難しいのですが、いずれも個性と魅力に溢れるキャラクターが日常的な世界、あるいは架空の世界で活躍する形式を持っていますね。今回のライトノベル作品の公募を通じて、書き手の方々が、どのような魅力的なキャラクターを産み出し、瀬戸内海(中国地方)という舞台を「今」を感じさせる独自の視点から発掘していただけるか、非常に楽しみです。
※「広島アニメーション文化シンポジウム」概要について
実施:2007年3月18日(日)
主催:広島国際学院大学
開催場所:広島国際学院大学立町キャンパス(広島市中区)
シンポジウム
(内容)
アニメーション文化に関連した活動をおこなっている行政関係者、地元経済団体関係者、一般のファン、声優(制作関係者)による意見交換を通じて、広島のアニメーション文化に関する現状と課題についての認識を深めながら、広島のアニメーション文化を活性化するための視点を提起することをめざした。
パネラー(5名)(所属は出演時のもの)
・檜山 修之 氏(ヒヤマ ノブユキ)アニメーション声優
・百々 隆雄 氏(モモ タカオ)広島アニメーションビエンナーレ基金事務局
・島本 登夫 氏(シマモト タカオ)財団法人広島市文化財団理事長、広島現代美術館館長
・藤山 太一 氏(フジヤマ タイチ)LMM代表(地元でのアニメ関連イベント団体主宰)
・服部 朝美 氏(ハットリ アサミ)代々木アニメーション学院広島校声優タレント科
コーディネーター
・谷口 重徳(タニグチ シゲノリ)現代社会学部
先週は『みんなのライトノベルコンテスト』のプレスリリースお疲れさまでした。無事にプレスリリースも済んで、この企画もいよいよ新しい段階に移行しますね。そういえば、もも@みやじまさんとお会いするときは、いつもこの「お疲れさま」という挨拶からですね。
もも
お疲れさまです。確かにそうですね(苦笑)。普段から複数の仕事を平行して進めることが多いのですが、夏の終わりから秋にかけては(仕事が)特に重なってしまって。この公式ブログの「広島アニメーションをつくる」のページも更新が滞りがちで。8月の「瀬戸内海強行突破ツアー」の最後が「ぐっさんぐったり」という写真で終わって、その後で間隔が空き気味だったので、ぐっさんが本当に倒れたと思われていたとか。
ぐっさん
本人は元気ですよ(笑)。実は、このところ頻繁に、もも@みやじまさんとは、打ち合わせを続けていたんですよね。それならば、「もっとブログを更新しろよ!」とこのブログの読者の方々からツッコまれそうですが。
もも
いろいろとデリケートな部分なども多かったり、また、展開が予想以上に早かったりということで、ブログを更新しようとしている間に展開が進んでしまうことも多くありました。
ですが、ついに!といいますか、ようやく!といいますか、今回、『みんなのライトノベルコンテスト』の概要をプレスリリースという形で正式に発表することができましたので、これからどんどん更新していく予定です。
ぐっさん
思えば、このブログの開始にあたる「広島アニメーションという酵母」という記事が出たのが七夕の頃からでしたから、現在で約4ヶ月たちますね。この機会に、これまでの流れをもう一度整理しておきましょうか。
まず、広島という都市とアニメーションとの関係を大まかに振り返ると、広島市や広島市文化財団さんを中心とした「広島国際アニメーションフェスティバル」の取り組みがあり、他方、広島の経済界に母体を持つ(ももさんが所属されておられる)広島アニメーションビエンナーレ基金事務局による「広島アニメーションビエンナーレ」という取り組みがあります。また、若者を中心にアニメーションやゲーム、ノベル、同人誌、コスプレなどの愛好者の方々による各種イベント活動が行われています。さらに地元の大学や専門学校などの教育機関も大きな役割を果たされています。もちろん地元の放送局や新聞社といったメディアも重要な位置を占めています。
広島という都市とアニメーションとの関係と一口に言っても、このように幾つもの活動の積み重ねによって成り立っているという理解でよろしいでしょうか。
もも
いえいえ(笑)。ほんとは私が説明するとこですけど、ぐっさんにきっちり説明してもらいました。
カンヌ映画祭からアニメーション部門が独立して始まった国際アニメーションフェスティバルが(アヌシー、オタワ、ザグレブとならんで)広島でも開催されるようになったのが1985年からです。こちらはぐっさんもご存知のように、芸術系アニメーション作品をテーマとした国際的なイベントでして、広島市や広島市文化財団さんなどによる大変なご努力によって、国際アニメーション都市・広島として世界のアニメーション関係者に評価されています。
こうした取り組みとの相乗効果をめざして広島経済同友会によって設立されたのがアニメーションビエンナーレ基金です。2004年と2006年にちょうど国際アニメーションフェスティバルの時期と連動するようにイベントをおこない、多くの方々にお集まり頂きました。
このアニメーションビエンナーレという取り組みは、どちらかといえば、集客交流型のイベントが中心になります。しかし、アニメーション都市・広島を本当の意味で機能させるためには、もっといろいろな活動を組み合わせていく必要があります。そこでアニメーションを観る、体験する、学ぶ、つながるといった機会をもっと増やせるような基盤を整えていこうということで、経済産業省からのご支援も頂きながら始めたのがポール・イマージュ・広島という事業になります。このあたりの経緯を話し始めると、それこそ何時間でもお話できますが、ごく大まかに説明すると以上ですね。
ぐっさん
たんにアニメーション都市・広島と言った時にも、その背景には非常に多くの方々による活動の積み重ねといいますか、厚みといいますか、そういうものがあるんですね。
それで今年(2007年)の3月に私も関わらせて頂いた「広島アニメーション文化シンポジウム※」で、広島のアニメーション文化について討論をした際に、広島のアニメーション文化というものを地域文化のひとつとして位置づけるにはどうすれば良いのか、という話題になりましたね。その時に出たのが・・・。
もも
広島や瀬戸内海をテーマとしたアニメーションをつくる、という壮大な話がでちゃった訳ですよね。
ぐっさん
あの時は、事前の打ち合わせの段階で広島のアニメーション文化の将来というテーマを話しましょうということになってたのですが、当日の楽屋でパネリストの方々で皆さんが結構意気投合されたり、ゲストの檜山修之さんのテンションにも押されたりして・・・。
もも
そうそう。それに大勢の人の前でマイクを持つと熱くなるという自分自身の本性も相まって、「アニメーションをつくる」と宣言してしまいました(汗)。
とはいえ、私自身、ビエンナーレ基金へ出向した2004年3月からずっと、そうした広島、瀬戸内海にもとづくアニメーションをつくることの意義みたいなものは考え続けていました。
すでに1980年代に中沢啓治さん原作の『はだしのゲン』や1990年代には『かっとばせ!ドリーマーズ』などの作品が広島の大先輩達によって作られていました。けれども、こうした試みが流れとなって現在まで続いていないことを残念に思っていたのです。それで、機会があればぜひやってみたいと内心(企画を)温めてきたのです。そうした時に、ぐっさんから、水を向けられたという訳です。
ぐっさん
良く分かります。私自身も3月のシンポジウムの後、寄せられた多くの感想やご意見を読み直してみたところ、広島のアニメーション文化というものに対する希望と失望といいますか、期待と諦観といいますか、ある種のアンビヴァレントな感情を若い世代の方々が抱いているんだなぁと気づかされました。
こうした若い世代に対して、自分自身が何かできるだろうかと考えたときに、シンポジウムで出でた「アニメーションの制作」に向き合ってみることで、状況を動かせるかもしれないと思ったのです。このあたりは漠然としていたので、とりあえず、ももさんに相談してみようということで・・・
もも
この企画が始まってしまったと。
ぐっさんから、「あのシンポジウムの時に出た、広島・瀬戸内海のアニメーションをつくるという話の件ですが・・・」と連絡が入った時には、ドキッとしましたよ。
「ああ、どうしよう、本気にした人がいたんだ・・・・」と(苦笑)
ぐっさん
いずれ押さないといけない、電車・バスの停止ボタンみたいなもので、目的地に下りるためには、押さないととまらないとは分かっているけれど、だれかが押すのをまっている状況ですね。もしかすると、牽制しあっているうちに、誰もボタン押さずに通り過ぎて、そのまま次の停留所までいってしまい、後で後悔する、みたいな。
もも
ああ、まさしく、それです。私も、本当は、気がつかない振りをして、通り過ぎようとしてたのです。
それで、ぐっさんとお話をしたら「ライトノベルコンテスト」が出てきて、「あ、とうとう来てしまった」みたいな。
これまでお話したように、私もアニメーションの制作という大目標を抱いていましたが、その難しさ・厳しさも充分に自覚しています。まず、私たちが取り組むことができるのは(あるいは、まず取り組まなければならないのは)、アニメーションの企画や原作の部分を固めることかな、と思っていました。ですから、そのための方法論として、「ライトノベル」に注目するのは面白いと思います。
ぐっさん
現在、国内外から注目されている商業アニメーション作品の多くは、アニメーション単体としてだけでなく、コミックス、ゲーム、ノベル、関連グッズ、情報誌、インターネットの情報などの連関の中で、ファンに愛好されていますよね。そのなかでも、ノベル、すなわち「ライトノベル」と呼ばれるジャンルは、アニメーション作品の原作としても勢いがあるように感じています。
そうした「ライトノベル」という表現形態と広島・瀬戸内海という舞台をつなぐための視点として提起されたものがSETOプロジェクトだったんですね。
もも
ライトノベル作品を公募するにあたり、全国各地にいらっしゃる「書き手(小説家)」の皆さんに対して、地域の物語に関連する情報(いわゆるネタ)を提供する目的で、物語データベース「SETOプロジェクト」を立ち上げました。
SETOプロジェクトは、“Search for E-Tales and Oral-stories Project”の頭文字を表したものです。
(SETI Project(地球外知的生命探査プロジェクト)を意識して、無理やりこじつけたのですが。)
広島、瀬戸内海、さらにはその背景としての中国地方は、古来から多くの物語が受け継がれた地域ですね。そこは一種の文化的資源の宝庫である、と言っても過言ではありません。そうした地域の歴史・地理・人物・産業・民話・建築物・商品、その他個人レベルのおもしろいエピソードの断片をインターネット上に集積しようというものです。
「アニメ・映画・小説・ドラマ等の物語をつくるとしたら」「私の町にはこんな面白い話がある」という視点で、エピソードを集積してゆく取り組みですね。そして、それを見た「書き手」の皆さんがインスパイア(触発)されて、これまでにない「地域の新しい物語」が誕生してほしい、と考えております。
過去の物語を題材にしたとしても、それを新たな視点から現代の物語へと変換していただきたい。それによって、「過去の物語」という「文化的資源」は、今を生きる私たちのための物語を紡ぎだす「文化的資本」として脱構築されて、「新たな物語」として日本、そして世界中へと広がっていって欲しい、と思います。
自分的には、「打倒!はりーぽったー」ぐらいの意気込みでやりたいなあ、と。(そうとう妄想はいってますね、こりゃ)
ぐっさん
ライトノベルというジャンルは、定義するのはなかなか難しいのですが、いずれも個性と魅力に溢れるキャラクターが日常的な世界、あるいは架空の世界で活躍する形式を持っていますね。今回のライトノベル作品の公募を通じて、書き手の方々が、どのような魅力的なキャラクターを産み出し、瀬戸内海(中国地方)という舞台を「今」を感じさせる独自の視点から発掘していただけるか、非常に楽しみです。
※「広島アニメーション文化シンポジウム」概要について
実施:2007年3月18日(日)
主催:広島国際学院大学
開催場所:広島国際学院大学立町キャンパス(広島市中区)
シンポジウム
(内容)
アニメーション文化に関連した活動をおこなっている行政関係者、地元経済団体関係者、一般のファン、声優(制作関係者)による意見交換を通じて、広島のアニメーション文化に関する現状と課題についての認識を深めながら、広島のアニメーション文化を活性化するための視点を提起することをめざした。
パネラー(5名)(所属は出演時のもの)
・檜山 修之 氏(ヒヤマ ノブユキ)アニメーション声優
・百々 隆雄 氏(モモ タカオ)広島アニメーションビエンナーレ基金事務局
・島本 登夫 氏(シマモト タカオ)財団法人広島市文化財団理事長、広島現代美術館館長
・藤山 太一 氏(フジヤマ タイチ)LMM代表(地元でのアニメ関連イベント団体主宰)
・服部 朝美 氏(ハットリ アサミ)代々木アニメーション学院広島校声優タレント科
コーディネーター
・谷口 重徳(タニグチ シゲノリ)現代社会学部
2007年11月19日
なぜ、「みんなのライトノベルコンテスト」なのか
●きっかけは、「広島アニメーション文化シンポジウム」
わたくしたちは、2007年3月18日の「広島アニメーション文化シンポジウム※」において、広島、中国地域のアニメ文化を真に活気ある地域文化の一つにまで高めるためには「広島、瀬戸内海、中国地方」というコンセプトを含んだアニメーション作品をつくることが必要であるという結論を若い世代の方々と共有しました。
●「広島アニメーション」をつくる!
「広島アニメーション文化シンポジウム」終了後、わたしたちは、「地域性を踏まえたアニメーションをつくる」という夢を実現する方法や作品のテーマについて考え続けてきました。しかし、アニメーション作品の制作は容易ではありません。わたしたちは、まず、アニメーションの原作を作ることから始めることにしました。そして、原作のあり方として、近年、存在感を高めている「ライトノベル」に注目をしました。
●ライトノベルとは?
現在、国内外から注目されている商業アニメーション作品の多くは、アニメーション単体としてだけでなく、コミックス、ゲーム、ノベル、関連グッズ、情報誌、インターネットなどの複合的なメディアの連関の中で、ファンに愛好されています。そのなかでも、ノベル、すなわち「ライトノベル」と呼ばれるジャンルは、近年、若者を中心に非常に注目されるようになっており、アニメーション作品の原作として用いられるものも多くなっています。
ライトノベルは、個性と魅力に溢れるキャラクターが日常的な世界、あるいは架空の世界で活躍する形式を持ちます。ライトノベル作品の公募を通じて、書き手の方々が、どのような魅力的なキャラクターを産み出し、瀬戸内海(中国地方)という舞台を独自の視点から発掘していただけるか、非常に楽しみです。
●物語データベースの構築「SETOプロジェクト」
ライトノベル作品を公募するにあたり、全国各地にいらっしゃる「書き手(小説家)」の皆さんに対して、地域の文化的資源情報(いわゆるネタ)を提供する目的で、物語データベース「SETOプロジェクト」を立ち上げました。
広島、瀬戸内海、さらにはその背景としての中国地方は、古来より受け継がれる豊穣な物語に満ちた、一種の文化的資源の宝庫である、と言っても過言ではありません。
地域の歴史・地理・人物・産業・民話・建築物・商品、その他個人レベルの「おもしろい・すべらない」エピソードなどを、インターネット上に集積してゆき、それを見た「書き手」の皆さんがインスパイア(触発)されて、これまでにない「地域の新しい物語」が誕生してほしい、と考えております。
●「文化的資源」を「文化的資本」へ
今回、公募によって(ライトノベル)作品を広く募ることで、多くの方々、特に若い世代の方々に、広島、瀬戸内海、中国地方の「文化的資源」を発掘し、再発見、再解釈していただきたい、つまり、新たな視点から「現代の物語」へと変換していただきたいという思いがあります。それによって、「過去の物語の集積」である「文化的資源」は、今を生きる私たちのための物語を紡ぎだす「文化的資本」として新たな文化産業を循環的に創出してゆく基盤となっていくことでしょう。
わたくしたちは、2007年3月18日の「広島アニメーション文化シンポジウム※」において、広島、中国地域のアニメ文化を真に活気ある地域文化の一つにまで高めるためには「広島、瀬戸内海、中国地方」というコンセプトを含んだアニメーション作品をつくることが必要であるという結論を若い世代の方々と共有しました。
●「広島アニメーション」をつくる!
「広島アニメーション文化シンポジウム」終了後、わたしたちは、「地域性を踏まえたアニメーションをつくる」という夢を実現する方法や作品のテーマについて考え続けてきました。しかし、アニメーション作品の制作は容易ではありません。わたしたちは、まず、アニメーションの原作を作ることから始めることにしました。そして、原作のあり方として、近年、存在感を高めている「ライトノベル」に注目をしました。
●ライトノベルとは?
現在、国内外から注目されている商業アニメーション作品の多くは、アニメーション単体としてだけでなく、コミックス、ゲーム、ノベル、関連グッズ、情報誌、インターネットなどの複合的なメディアの連関の中で、ファンに愛好されています。そのなかでも、ノベル、すなわち「ライトノベル」と呼ばれるジャンルは、近年、若者を中心に非常に注目されるようになっており、アニメーション作品の原作として用いられるものも多くなっています。
ライトノベルは、個性と魅力に溢れるキャラクターが日常的な世界、あるいは架空の世界で活躍する形式を持ちます。ライトノベル作品の公募を通じて、書き手の方々が、どのような魅力的なキャラクターを産み出し、瀬戸内海(中国地方)という舞台を独自の視点から発掘していただけるか、非常に楽しみです。
●物語データベースの構築「SETOプロジェクト」
ライトノベル作品を公募するにあたり、全国各地にいらっしゃる「書き手(小説家)」の皆さんに対して、地域の文化的資源情報(いわゆるネタ)を提供する目的で、物語データベース「SETOプロジェクト」を立ち上げました。
広島、瀬戸内海、さらにはその背景としての中国地方は、古来より受け継がれる豊穣な物語に満ちた、一種の文化的資源の宝庫である、と言っても過言ではありません。
地域の歴史・地理・人物・産業・民話・建築物・商品、その他個人レベルの「おもしろい・すべらない」エピソードなどを、インターネット上に集積してゆき、それを見た「書き手」の皆さんがインスパイア(触発)されて、これまでにない「地域の新しい物語」が誕生してほしい、と考えております。
●「文化的資源」を「文化的資本」へ
今回、公募によって(ライトノベル)作品を広く募ることで、多くの方々、特に若い世代の方々に、広島、瀬戸内海、中国地方の「文化的資源」を発掘し、再発見、再解釈していただきたい、つまり、新たな視点から「現代の物語」へと変換していただきたいという思いがあります。それによって、「過去の物語の集積」である「文化的資源」は、今を生きる私たちのための物語を紡ぎだす「文化的資本」として新たな文化産業を循環的に創出してゆく基盤となっていくことでしょう。
2007年11月14日
「みんなのライトノベルコンテスト」記者会見を開催いたしました。
みんなのライトノベルコンテスト記者発表会
1.日時 平成19年11月14日(水)11:30〜12:00
2.場所 広島市役所11階 広島市政記者クラブ
3.出席者
@広島アニメーションビエンナーレ基金代表理事 安東 善博
A広島国際学院大学 現代社会学部准教授 谷口 重徳
B広島アニメーションビエンナーレ基金事務局次長 百々 隆雄
4.事業概要
【コンテスト概要】
●アニメ・TVドラマ・映画の原作となる、「ライトノベル」を公募します。
●「広島・瀬戸内海・中国地方」をテーマ・舞台とする作品部門と、フリー部門の2部門を募集します。
【事業体制】
●主催:広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金
●特別協力:広島国際学院大学・代々木アニメーション学院
●後援:広島市・広島市文化財団・中国放送
【応募規定】
● ビジュアルが付くことを意識したエンターテイメント小説であること。ファンタジー・ミステリー・恋愛・SFなど、ジャンルは不問。
● 商業的に未発表作品であること。同人誌・個人ウェブ上での作品掲載は可とする。
【応募方法】
● テキスト形式(横書き):41字×34行×15枚以上〜125枚以下
● 電子媒体(CD−ROM)および、作品をA4用紙に印刷したものを指定住所まで送付
● 応募締切:2008年2月29日(金) 当日消印有効
【審査方法】
● 1次選考
@2008年1月11日(金)より、広島アニメーションシティ(http://www.hac.or.jp/)内に、「みんなのライトノベル」コーナーをオープン。作品の閲覧を開始する。
A2008年3月1日(日)より、サイト上にて人気投票を開始。3月14日(金)人気投票締切。
B2008年3月3日(月)〜14日(金)、基金選定の審査員により、1次審査を開始。
C「広島・瀬戸内海・中国地方」をテーマ・舞台とする作品部門と、フリー部門の2部門にて、各5作品、計10作品の1次選考通過作品を決定。
● 2次選考
@2008年3月16日(日)、広島国際学院大学立町キャンパスにて、当コンテストの関連イベント「広島アニメーションをつくる!(仮)」を開催し、アニメーション制作関係者などを招き、1次選考通過作品の講評等を行う。
A当イベントを踏まえて、1次選考通過の10作品の内から、最優秀賞(1本)、優秀賞(2本)、読者賞(1本)を決定。
B2008年3月下旬「東京国際アニメフェア2008」にて記者会見を開催し、審査結果を発表。
【賞金】
●賞金総額50万円
●最優秀賞:賞金25万円×1本、優秀賞:賞金10万円×2本、読者賞:賞金5万円×1本
※審査の結果により、金額、本数等が変更になることがあります。
【郵送先および問合わせ先】
●有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金
〒730−0031 広島県広島市中区紙屋町1丁目2−22 広電ビル4F
[ウェブサイト] http://www.hac.or.jp/ [メールアドレス] momo@hiroshima-animation-biennale.jp
★ご注意★
有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金は2009年3月に解散しました。
この郵送先および問い合わせ先は記録として残しているものです。
1.日時 平成19年11月14日(水)11:30〜12:00
2.場所 広島市役所11階 広島市政記者クラブ
3.出席者
@広島アニメーションビエンナーレ基金代表理事 安東 善博
A広島国際学院大学 現代社会学部准教授 谷口 重徳
B広島アニメーションビエンナーレ基金事務局次長 百々 隆雄
4.事業概要
【コンテスト概要】
●アニメ・TVドラマ・映画の原作となる、「ライトノベル」を公募します。
●「広島・瀬戸内海・中国地方」をテーマ・舞台とする作品部門と、フリー部門の2部門を募集します。
【事業体制】
●主催:広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金
●特別協力:広島国際学院大学・代々木アニメーション学院
●後援:広島市・広島市文化財団・中国放送
【応募規定】
● ビジュアルが付くことを意識したエンターテイメント小説であること。ファンタジー・ミステリー・恋愛・SFなど、ジャンルは不問。
● 商業的に未発表作品であること。同人誌・個人ウェブ上での作品掲載は可とする。
【応募方法】
● テキスト形式(横書き):41字×34行×15枚以上〜125枚以下
● 電子媒体(CD−ROM)および、作品をA4用紙に印刷したものを指定住所まで送付
● 応募締切:2008年2月29日(金) 当日消印有効
【審査方法】
● 1次選考
@2008年1月11日(金)より、広島アニメーションシティ(http://www.hac.or.jp/)内に、「みんなのライトノベル」コーナーをオープン。作品の閲覧を開始する。
A2008年3月1日(日)より、サイト上にて人気投票を開始。3月14日(金)人気投票締切。
B2008年3月3日(月)〜14日(金)、基金選定の審査員により、1次審査を開始。
C「広島・瀬戸内海・中国地方」をテーマ・舞台とする作品部門と、フリー部門の2部門にて、各5作品、計10作品の1次選考通過作品を決定。
● 2次選考
@2008年3月16日(日)、広島国際学院大学立町キャンパスにて、当コンテストの関連イベント「広島アニメーションをつくる!(仮)」を開催し、アニメーション制作関係者などを招き、1次選考通過作品の講評等を行う。
A当イベントを踏まえて、1次選考通過の10作品の内から、最優秀賞(1本)、優秀賞(2本)、読者賞(1本)を決定。
B2008年3月下旬「東京国際アニメフェア2008」にて記者会見を開催し、審査結果を発表。
【賞金】
●賞金総額50万円
●最優秀賞:賞金25万円×1本、優秀賞:賞金10万円×2本、読者賞:賞金5万円×1本
※審査の結果により、金額、本数等が変更になることがあります。
【郵送先および問合わせ先】
●有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金
〒730−0031 広島県広島市中区紙屋町1丁目2−22 広電ビル4F
[ウェブサイト] http://www.hac.or.jp/ [メールアドレス] momo@hiroshima-animation-biennale.jp
★ご注意★
有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金は2009年3月に解散しました。
この郵送先および問い合わせ先は記録として残しているものです。
2007年09月13日
『Another Side of 宮島』まったりハイキング
異常気象で、「いつまで夏が続くのか」と思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたくし、先日「全国商工会議所観光振興大会2007in浜松」という行事に、台風直撃で強風が吹くなか、参加して参りました。
その大会のレセプションで、隣にいた方にビールをお注ぎして名刺交換をしたところ、なんと、「うみあがり」の記事で話題になった「備前市商工会議所」の会頭さん、事務局長さんでした。
なんたる偶然!酒のつまみに、「強行突破ツアー」で、備前市に「うみあがり」の備前焼を見に行ったことと、このブログで推進する「広島・瀬戸内海をテーマにした、新たな物語の創出」をお話したところ、非常に喜んでいただきまして、
「今度、人間国宝の方に会わせてあげるから、また是非きてくれ」
とのありがたいお言葉をいただきました。
「備前焼」自体は、数ある陶芸の中でもトップブランドですが、古代から連綿と続く、その歴史に焦点をあてた物語は数少ない、とのことでした。
「瀬戸内海」というスケールで視野を広げると、そこには本当にいろいろなエピソードがあるのだな、と改めて実感いたしました。
もしかすると、わたしたちが進めようとしている「SETOプロジェクト」は、単純に「アニメ・映画」の原作のネタ集めをする、ということだけではなく、自分たちの住んでいる町の歴史や自然に誇りを持ち、それをアピールしてゆきたい、と考えていらっしゃる皆さんを、「物語」の中で繋いでゆく、というネットワークのハブとなることができるのではないか、と考え始めました。
現在、mixi上で、テスト的にエピソードの収集・創作を行っておりますが、10月中旬を目標に、私が運営している「広島アニメーションシティ(http://www.hac.or.jp/)上に、「SETOプロジェクト」のエピソード投稿・閲覧機能と、「みんなのライトノベル」の作品投稿・閲覧機能を実装するべく、準備を始めました。PCだけではなく、携帯でも投稿・閲覧可能な機能にしようと考えております。
期待してお待ちください!
閑話休題。
先日、ぐっさん@げんしゃから、「実りの秋に向けて」ということで、「復活!」のノロシをあげてもらいました。
そこで、わたくしのふるさとでもあります、「宮島」でのフィールドワーク」の提案がありましたので、ここにその企画を発表します!
『Another Side of 宮島』まったりハイキング
※台風のため中止いたします。
【開催日時】2007年9月17日(祝)(雨天順延)
【開催場所】広島県 (廿日市市宮島町)
【集合時間】午前9時
【集合場所】宮島桟橋(渡った方)
各自フェリーで島へ渡って下さい。
もも@みやじまが旗をもって(?!)お待ちしております。
【参加費用】無料(ただし、飲食代、交通費等は自己負担)
【主な探訪ルート(案)】
(午前の部/9:00〜13:00)
桟橋⇒厳島神社⇒宝物館⇒歴史民俗資料館
⇒大聖院⇒平松茶屋⇒紅葉谷⇒ロープウェー
⇒獅子岩⇒弥山⇒山頂
⇒御山神社⇒獅子岩⇒ロープウェー
(昼食/13:30〜14:30)
(午後の部/15:00〜17:30
町家通りを中心にミステリーツアーにしようと思います。
【参加要領】
@まず、私のメールアドレスに参加の意思表示をお願いします。お名前・電話連絡先を明示してください。
(連絡先:momo100100@gmail.com)
A続いて、直接私からお電話差し上げます。
Bある程度歩きますので、足が痛くならない靴を履いてきてください。
C予定を書いていますが、気の向くまま、思いつくままゆきたい、と思います。
以上ですが、参加希望の方は、前日16日までにメール下さい。
それでは、よろしくお願いします!
わたくし、先日「全国商工会議所観光振興大会2007in浜松」という行事に、台風直撃で強風が吹くなか、参加して参りました。
その大会のレセプションで、隣にいた方にビールをお注ぎして名刺交換をしたところ、なんと、「うみあがり」の記事で話題になった「備前市商工会議所」の会頭さん、事務局長さんでした。
なんたる偶然!酒のつまみに、「強行突破ツアー」で、備前市に「うみあがり」の備前焼を見に行ったことと、このブログで推進する「広島・瀬戸内海をテーマにした、新たな物語の創出」をお話したところ、非常に喜んでいただきまして、
「今度、人間国宝の方に会わせてあげるから、また是非きてくれ」
とのありがたいお言葉をいただきました。
「備前焼」自体は、数ある陶芸の中でもトップブランドですが、古代から連綿と続く、その歴史に焦点をあてた物語は数少ない、とのことでした。
「瀬戸内海」というスケールで視野を広げると、そこには本当にいろいろなエピソードがあるのだな、と改めて実感いたしました。
もしかすると、わたしたちが進めようとしている「SETOプロジェクト」は、単純に「アニメ・映画」の原作のネタ集めをする、ということだけではなく、自分たちの住んでいる町の歴史や自然に誇りを持ち、それをアピールしてゆきたい、と考えていらっしゃる皆さんを、「物語」の中で繋いでゆく、というネットワークのハブとなることができるのではないか、と考え始めました。
現在、mixi上で、テスト的にエピソードの収集・創作を行っておりますが、10月中旬を目標に、私が運営している「広島アニメーションシティ(http://www.hac.or.jp/)上に、「SETOプロジェクト」のエピソード投稿・閲覧機能と、「みんなのライトノベル」の作品投稿・閲覧機能を実装するべく、準備を始めました。PCだけではなく、携帯でも投稿・閲覧可能な機能にしようと考えております。
期待してお待ちください!
閑話休題。
先日、ぐっさん@げんしゃから、「実りの秋に向けて」ということで、「復活!」のノロシをあげてもらいました。
そこで、わたくしのふるさとでもあります、「宮島」でのフィールドワーク」の提案がありましたので、ここにその企画を発表します!
『Another Side of 宮島』まったりハイキング
※台風のため中止いたします。
【開催日時】2007年9月17日(祝)(雨天順延)
【開催場所】広島県 (廿日市市宮島町)
【集合時間】午前9時
【集合場所】宮島桟橋(渡った方)
各自フェリーで島へ渡って下さい。
もも@みやじまが旗をもって(?!)お待ちしております。
【参加費用】無料(ただし、飲食代、交通費等は自己負担)
【主な探訪ルート(案)】
(午前の部/9:00〜13:00)
桟橋⇒厳島神社⇒宝物館⇒歴史民俗資料館
⇒大聖院⇒平松茶屋⇒紅葉谷⇒ロープウェー
⇒獅子岩⇒弥山⇒山頂
⇒御山神社⇒獅子岩⇒ロープウェー
(昼食/13:30〜14:30)
(午後の部/15:00〜17:30
町家通りを中心にミステリーツアーにしようと思います。
【参加要領】
@まず、私のメールアドレスに参加の意思表示をお願いします。お名前・電話連絡先を明示してください。
(連絡先:momo100100@gmail.com)
A続いて、直接私からお電話差し上げます。
Bある程度歩きますので、足が痛くならない靴を履いてきてください。
C予定を書いていますが、気の向くまま、思いつくままゆきたい、と思います。
以上ですが、参加希望の方は、前日16日までにメール下さい。
それでは、よろしくお願いします!
2007年09月05日
実りの秋へ向けて
2007年9月4日(火)
もも@みやじまさま
ぐっさん@げんしゃです。お疲れ様です。
8月の「芸予諸島『海の道』強行突破ツアー」の折には大変お世話になりました。島々に囲まれ水平線の見えない海の上で感じたことを今後のSETOプロジェクトに生かしていきたいですね。
それにしても強行突破ツアー当日の暑さは、今年の夏の猛暑の入り口だったんですね。このブログで強行突破ツアーの実況中継が行なわれていましたが、その最後が「ぐっさん、ぐったり」の写真でしたね。その後、このブログへの私の投稿が滞っていましたので、知り合いの方々からも「ぐっさんはぐったりして、バテてしまったの?」というご指摘をいただいておりました。
もう大丈夫です。9月になり、すっかり「復活」しております。(もともと、バテてはいませんが)
「復活?イベント」として、このあたりでSETOプロジェクトの原点の場所でもあり、また、もも@みやじまさんの根拠地でもある「宮島」のフィールドワークというのはいかがでしょう?
私自身、この夏休みに瀬戸内海の歴史や文化などに関する文献を少し調べながら、あらためて瀬戸内海における「宮島」の位置づけを考え直す必要性に気づきました。
宮島を知りつくしておられるもも@みやじまさんにフィールドワークの指揮をとっていただければ、よりいっそうディープな話題に接近できるのではないでしょうか。
このブログの一番最初で話題にあがった「広島発のアニメという酵母」が、「SETOプロジェクト」や「みんなのライトノベルコンテスト」という企画(生地)に練り込まれている様子をとても心強く感じています。
もちろん、これらの企画にはまだまだ練り上げる余地もたくさん残っていると思われますが、この酵母をさらに育てて行きましょう!
これからがいよいよ実りの秋本番!
SETOプロジェクトもますます充実させて行きましょう!
もも@みやじまさま
ぐっさん@げんしゃです。お疲れ様です。
8月の「芸予諸島『海の道』強行突破ツアー」の折には大変お世話になりました。島々に囲まれ水平線の見えない海の上で感じたことを今後のSETOプロジェクトに生かしていきたいですね。
それにしても強行突破ツアー当日の暑さは、今年の夏の猛暑の入り口だったんですね。このブログで強行突破ツアーの実況中継が行なわれていましたが、その最後が「ぐっさん、ぐったり」の写真でしたね。その後、このブログへの私の投稿が滞っていましたので、知り合いの方々からも「ぐっさんはぐったりして、バテてしまったの?」というご指摘をいただいておりました。
もう大丈夫です。9月になり、すっかり「復活」しております。(もともと、バテてはいませんが)
「復活?イベント」として、このあたりでSETOプロジェクトの原点の場所でもあり、また、もも@みやじまさんの根拠地でもある「宮島」のフィールドワークというのはいかがでしょう?
私自身、この夏休みに瀬戸内海の歴史や文化などに関する文献を少し調べながら、あらためて瀬戸内海における「宮島」の位置づけを考え直す必要性に気づきました。
宮島を知りつくしておられるもも@みやじまさんにフィールドワークの指揮をとっていただければ、よりいっそうディープな話題に接近できるのではないでしょうか。
このブログの一番最初で話題にあがった「広島発のアニメという酵母」が、「SETOプロジェクト」や「みんなのライトノベルコンテスト」という企画(生地)に練り込まれている様子をとても心強く感じています。
もちろん、これらの企画にはまだまだ練り上げる余地もたくさん残っていると思われますが、この酵母をさらに育てて行きましょう!
これからがいよいよ実りの秋本番!
SETOプロジェクトもますます充実させて行きましょう!
2007年08月17日
「みんなのライトノベルコンテスト」企画案発表
【企画名】
みんなのライトノベルコンテスト〜広島アニメーションをつくる!〜
【企画の目的】
近年、国内外で日本のアニメーション文化が注目されています。広島においても、自治体や地元経済界、ファンによりアニメーション文化を地域文化の一つとして確立すべく、様々なイベントが開催されています。現在ではアニメーション都市・広島をより一層活発なものにするために、アニメーション文化に関する情報発信機能の向上やアニメーション作品の制作機能の整備なども期待されています。
「みんなのライトノベルコンテスト」は、近年、アニメやドラマ・映画の原作として採用されることの多い「ライトノベル」形式の小説作品の公募と、最優秀作品の選定を行うことにより、「地域を題材とした新しい物語」の企画・プロデュースを広島で行い、「広島発のアニメーション」制作実現に向けての第一歩を踏み出そうという試みです。
応募作品のインターネット上での配信、メディアミックス的展開、という一連の事業展開手法を通じて、新たな人材の発掘や関係機関の連携の強化、地元ファンの関心などを一層高め、アニメ都市広島のインフラ作りを強化することを目的としています。
【事業主体】
主催:みんなのライトノベルコンテスト実行委員会
(実行委員長:広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金代表理事 安東 善博)
共催:広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金(基金事務局次長 実行委員:百々隆雄)
広島国際学院大学(実行委員:現代社会学科准教授 谷口重徳)
後援:東映アニメーション・日本動画協会・広島市・広島市文化財団・広島県・ひろしま文化振興財団/中国新聞社・中国放送 他
特別協力:代々木アニメーション学院
【企画概要】
アニメ化を前提としたライトノベル形式の小説作品(日本語・未発表・オリジナル作品)を公募し、インターネット上で公開審査。その後、審査員による最終審査を経て、最優秀作品を決定。それをもとにヴォイス・ドラマを作成します。日本語の作品を応募できる方であれば、国籍を問いません。
[参考:ライトノベルとは]
ライトノベル(和製英語: Light Novel)とは小説のカテゴリの一つ。定義は人により多様で論争があるが、パソコン通信ニフティサーブの「SFファンタジー・フォーラム」で、それまでのSFやファンタジーから独立した会議室を、一般の参加者が「ライトノベル」と名付けたことが始まりであるとする説が有力。従来、これらのジャンルに対して出版社がつけていた名称としては「ジュヴナイル」「ヤングアダルト」 などがある。しかし、「ジュヴナイル」は小学生向けの教育的かつ健全な物語というイメージがあり、欧米の図書館界隈が由来の「ヤングアダルト」は日本では 「ヤングのアダルト小説」とも解釈されて異なった印象を与えがちなことから、これらとは違う、気軽に扱うことの出来る名称として作られた。現在では、新聞 や各種メディアなどでも、「ジュヴナイルノベル」や「ヤングアダルト小説」ではなく「ライトノベル」と呼ばれるようになり、一般的に定着している。
【企画詳細】
(1)応募要領
ビジュアルが付くことを意識したエンターテインメント小説であること。ファンタジー、ミステリー、恋愛、SFなどジャンルは不問。商業的に未発表作品であること。
(同人誌や営利目的でない個人のWEB上での作品掲載は可。その場合は同人誌名またはサイト名を明記のこと)
(2)規程書式および媒体
@基本はテキスト形式(横書き):41字×34行×15枚〜125枚)で応募。
A電子媒体(CD‐ROM)および印刷した紙媒体を、指定住所まで送付。
B送付いただいた電子媒体および紙媒体は、審査終了後も返送しません。
C応募作品締切(2007年12月31日 ※当日消印有効)
(3)応募テーマ
@「広島・環瀬戸内海をテーマにした作品部門」
広島・環瀬戸内海地域を題材にした作品を募集する。(*SETOプロジェクトの物語データベースを活用)
A「フリー作品部門」
ライトノベルの手法に則って制作した作品。テーマは限定しない。ただし、極端に公序良俗に反するものは、審査の対象外とする。なお、その判断は、実行委員会が行う。
[参考:SETOプロジェクト:Search for e-tales and oral-stories]
「ウェブ上の(e)おもしろい(entertaining)お話(tales)と、かたられた物語(oral-stories)探査(Search)」
インターネットを活用し、広島・環瀬戸内海に関わる歴史・地理・民話・童話・民俗・音楽等、「アニメーション・小説・ドラマ等の物語をつくるとしたら」という視点で、情報を集積してゆく取り組み。
上記「広島・環瀬戸内海をテーマにした作品」の物語データベースとして活用すると同時に、各地域の物語を再発掘し、一味違った観光振興のデータベースとして発展させる。
[情報集積⇒ライトノベル⇒ウェブ・出版&脚本化⇒ボイス・ドラマ⇒長編ストーリーアニメ]
【事業展開手法】
(1)自作ライトノベル投稿サイト「みんなのライトノベル」の開設及び公開審査
@広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金が運営するウェブサイト、「広島アニメーションシティ(HAC)http://www.hac.or.jp/」上に、自作ライトノベル投稿サイト「みんなのライトノベル」を開設します。
(2008年1月予定)
A上記サイト(PC・携帯)で、募集作品の閲覧を行い、「ウェブ拍手」等の技法により、人気投票を行います。
[参考:自作歌詞投稿サイト「みんなの歌詞」http://post.kget.jp/)]
自作歌詞投稿コミュニティ。投稿された歌詞の感想をコメントしたり、参加者のコラボレーションにより、新たな自作歌詞を創作する活動を活発に行っている。携帯電話にても閲覧可能。
(2)関連イベントの開催
広島市内において、小説家・アニメプロデューサー・有識者を招き、作品の審査および講評を中心とした関連イベントを開催します。審査の最終結果発表は、「東京国際アニメフェア2008」会場にて記者会見を行います。また表彰式は、広島アニメーションビエンナーレ2008の関連イベントとして開催します。
(3)メディアミックス展開
最優秀作品決定後、シナリオ化・ボイスドラマ・出版等のメディアミックス展開を検討しています。最終的には、「アニメーション制作」につなげてゆきたい、と考えております。
【事務局】
「みんなのライトノベルコンテスト」実行委員会事務局
本部:広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金事務局 百々隆雄
支部:広島国際学院大学現代社会学部谷口研究室内 谷口重徳
【スケジュール】
@事業内容の確定・公募要領の決定(7月下旬)⇒実行委員会の立ち上げ
A公募要領の発表(8月中旬) 記者会見予定 ⇒応募開始
B東京コミケにてチラシ配り(8月中旬)
C応募作品の締め切り(12月下旬)
D「みんなのライトノベル」サイト立ち上げ⇒人気投票(1月上旬)
E広島市内にて関連イベントの開催予定(3月中旬)
F東京国際アニメフェア2008にて、審査結果発表・記者会見(3月下旬)
G最優秀作品のヴォイス・ドラマ制作(4月上旬〜7月下旬)
Hヴォイス・ドラマのHP上の配信(8月上旬〜)
I広島アニメーションビエンナーレ2008にて、関連イベントの開催(8月上旬)
【問い合わせ先】
有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金(担当:百々隆雄)
〒730-0031
広島県広島市中区紙屋町1丁目2-22 広電ビル4F
TEL 082-249-8901 FAX 082-249-6230
E-mail: haby@hiroshima-animation-biennale.jp
関連サイト:http://www.hac.or.jp/
関連ブログ:http://hiroshima-animation.kget.ne.jp/
★ご注意★
有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金は2009年3月に解散しました。
この問い合わせ先は記録として残しているものです。アクセスできないURLもあることをご了承ください。
みんなのライトノベルコンテスト〜広島アニメーションをつくる!〜
【企画の目的】
近年、国内外で日本のアニメーション文化が注目されています。広島においても、自治体や地元経済界、ファンによりアニメーション文化を地域文化の一つとして確立すべく、様々なイベントが開催されています。現在ではアニメーション都市・広島をより一層活発なものにするために、アニメーション文化に関する情報発信機能の向上やアニメーション作品の制作機能の整備なども期待されています。
「みんなのライトノベルコンテスト」は、近年、アニメやドラマ・映画の原作として採用されることの多い「ライトノベル」形式の小説作品の公募と、最優秀作品の選定を行うことにより、「地域を題材とした新しい物語」の企画・プロデュースを広島で行い、「広島発のアニメーション」制作実現に向けての第一歩を踏み出そうという試みです。
応募作品のインターネット上での配信、メディアミックス的展開、という一連の事業展開手法を通じて、新たな人材の発掘や関係機関の連携の強化、地元ファンの関心などを一層高め、アニメ都市広島のインフラ作りを強化することを目的としています。
【事業主体】
主催:みんなのライトノベルコンテスト実行委員会
(実行委員長:広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金代表理事 安東 善博)
共催:広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金(基金事務局次長 実行委員:百々隆雄)
広島国際学院大学(実行委員:現代社会学科准教授 谷口重徳)
後援:東映アニメーション・日本動画協会・広島市・広島市文化財団・広島県・ひろしま文化振興財団/中国新聞社・中国放送 他
特別協力:代々木アニメーション学院
【企画概要】
アニメ化を前提としたライトノベル形式の小説作品(日本語・未発表・オリジナル作品)を公募し、インターネット上で公開審査。その後、審査員による最終審査を経て、最優秀作品を決定。それをもとにヴォイス・ドラマを作成します。日本語の作品を応募できる方であれば、国籍を問いません。
[参考:ライトノベルとは]
ライトノベル(和製英語: Light Novel)とは小説のカテゴリの一つ。定義は人により多様で論争があるが、パソコン通信ニフティサーブの「SFファンタジー・フォーラム」で、それまでのSFやファンタジーから独立した会議室を、一般の参加者が「ライトノベル」と名付けたことが始まりであるとする説が有力。従来、これらのジャンルに対して出版社がつけていた名称としては「ジュヴナイル」「ヤングアダルト」 などがある。しかし、「ジュヴナイル」は小学生向けの教育的かつ健全な物語というイメージがあり、欧米の図書館界隈が由来の「ヤングアダルト」は日本では 「ヤングのアダルト小説」とも解釈されて異なった印象を与えがちなことから、これらとは違う、気軽に扱うことの出来る名称として作られた。現在では、新聞 や各種メディアなどでも、「ジュヴナイルノベル」や「ヤングアダルト小説」ではなく「ライトノベル」と呼ばれるようになり、一般的に定着している。
【企画詳細】
(1)応募要領
ビジュアルが付くことを意識したエンターテインメント小説であること。ファンタジー、ミステリー、恋愛、SFなどジャンルは不問。商業的に未発表作品であること。
(同人誌や営利目的でない個人のWEB上での作品掲載は可。その場合は同人誌名またはサイト名を明記のこと)
(2)規程書式および媒体
@基本はテキスト形式(横書き):41字×34行×15枚〜125枚)で応募。
A電子媒体(CD‐ROM)および印刷した紙媒体を、指定住所まで送付。
B送付いただいた電子媒体および紙媒体は、審査終了後も返送しません。
C応募作品締切(2007年12月31日 ※当日消印有効)
(3)応募テーマ
@「広島・環瀬戸内海をテーマにした作品部門」
広島・環瀬戸内海地域を題材にした作品を募集する。(*SETOプロジェクトの物語データベースを活用)
A「フリー作品部門」
ライトノベルの手法に則って制作した作品。テーマは限定しない。ただし、極端に公序良俗に反するものは、審査の対象外とする。なお、その判断は、実行委員会が行う。
[参考:SETOプロジェクト:Search for e-tales and oral-stories]
「ウェブ上の(e)おもしろい(entertaining)お話(tales)と、かたられた物語(oral-stories)探査(Search)」
インターネットを活用し、広島・環瀬戸内海に関わる歴史・地理・民話・童話・民俗・音楽等、「アニメーション・小説・ドラマ等の物語をつくるとしたら」という視点で、情報を集積してゆく取り組み。
上記「広島・環瀬戸内海をテーマにした作品」の物語データベースとして活用すると同時に、各地域の物語を再発掘し、一味違った観光振興のデータベースとして発展させる。
[情報集積⇒ライトノベル⇒ウェブ・出版&脚本化⇒ボイス・ドラマ⇒長編ストーリーアニメ]
【事業展開手法】
(1)自作ライトノベル投稿サイト「みんなのライトノベル」の開設及び公開審査
@広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金が運営するウェブサイト、「広島アニメーションシティ(HAC)http://www.hac.or.jp/」上に、自作ライトノベル投稿サイト「みんなのライトノベル」を開設します。
(2008年1月予定)
A上記サイト(PC・携帯)で、募集作品の閲覧を行い、「ウェブ拍手」等の技法により、人気投票を行います。
[参考:自作歌詞投稿サイト「みんなの歌詞」http://post.kget.jp/)]
自作歌詞投稿コミュニティ。投稿された歌詞の感想をコメントしたり、参加者のコラボレーションにより、新たな自作歌詞を創作する活動を活発に行っている。携帯電話にても閲覧可能。
(2)関連イベントの開催
広島市内において、小説家・アニメプロデューサー・有識者を招き、作品の審査および講評を中心とした関連イベントを開催します。審査の最終結果発表は、「東京国際アニメフェア2008」会場にて記者会見を行います。また表彰式は、広島アニメーションビエンナーレ2008の関連イベントとして開催します。
(3)メディアミックス展開
最優秀作品決定後、シナリオ化・ボイスドラマ・出版等のメディアミックス展開を検討しています。最終的には、「アニメーション制作」につなげてゆきたい、と考えております。
【事務局】
「みんなのライトノベルコンテスト」実行委員会事務局
本部:広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金事務局 百々隆雄
支部:広島国際学院大学現代社会学部谷口研究室内 谷口重徳
【スケジュール】
@事業内容の確定・公募要領の決定(7月下旬)⇒実行委員会の立ち上げ
A公募要領の発表(8月中旬) 記者会見予定 ⇒応募開始
B東京コミケにてチラシ配り(8月中旬)
C応募作品の締め切り(12月下旬)
D「みんなのライトノベル」サイト立ち上げ⇒人気投票(1月上旬)
E広島市内にて関連イベントの開催予定(3月中旬)
F東京国際アニメフェア2008にて、審査結果発表・記者会見(3月下旬)
G最優秀作品のヴォイス・ドラマ制作(4月上旬〜7月下旬)
Hヴォイス・ドラマのHP上の配信(8月上旬〜)
I広島アニメーションビエンナーレ2008にて、関連イベントの開催(8月上旬)
【問い合わせ先】
有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金(担当:百々隆雄)
〒730-0031
広島県広島市中区紙屋町1丁目2-22 広電ビル4F
TEL 082-249-8901 FAX 082-249-6230
E-mail: haby@hiroshima-animation-biennale.jp
関連サイト:http://www.hac.or.jp/
関連ブログ:http://hiroshima-animation.kget.ne.jp/
★ご注意★
有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金は2009年3月に解散しました。
この問い合わせ先は記録として残しているものです。アクセスできないURLもあることをご了承ください。